姓名判断とは、古代中国の陰陽五行説という哲学的思想が発端と言われており、
人の名姓からその人の性格や個性、適職、恋愛の傾向、結婚運・家庭運、かかりやすい病気など、
一般に運勢として総称されるものついて解釈を与える占術になります。
近代では各人の実際の人生や運勢を検証したうえで、5運の画数と照らし合わせて画数の意味に修正を加えるというデータ重視の考え方が主流となっており、占いという概念からから『統計学』的な意味合いが強くなっています。
僕が姓名学を学び始めた頃、師としていたのは主に故安斎勝洋氏、中山雲水氏などですが、
今はこういったそれぞれの流派の巨匠たちから学んできた各流派を融合し、20年以上自分で行ってきた鑑定によって検証し、研究を重ねて導き出した検証結果と膨大なデータをもとに姓名判断を行っています。
姓名判断で見える2つの運
ここでいう人の運勢には『先天運』と『後天運』の2つがあります。
先天運とは
先天運とは生まれつき持っている運のことで、姓名判断では苗字に強く現れます。
生まれた時間、場所、家系などに影響される運勢のことです。
これは持って生まれた運勢なので変えることはできません。
例えば
『生まれた後で親を変えたい』とか、『出生地を変えたい』なんて言っても変えることはできないですよね?
つまり先天運は変えることができない、生まれ持った宿命的な運勢ということになります。
で、この先天運は姓名判断では『天格』と呼びます。
多くの流派ではこの天格は影響は無いとしていますが、
僕の姓名判断では、天格の運勢も本人に影響を与えると捉えています。
したがって、改名時や命名時にはできる限り天格にも凶数がないように考案します。
後天運とは
対して『後天運』は自分の行動や周囲の援助、今の置かれている環境などで大きく左右される運勢のことで、人生において本当に大切なのはこの『後天運』になります。
ですから、自分の努力や気持ちの持ちよう、考え方次第でいくらでも運勢の流れを変えることができるのです。
・姓名判断によって分かるものは大きく分けて次の5つになります。
- 仕事
- 健康
- 家庭
- お金
- 性格
・姓名の画数の総数や、それぞれの漢字の組み合わせによって運勢の吉凶を占っていきます。
しかし、ここで注意点があります。
画数に関しては吉凶の意味合いはあっても、その人本人の生き方や環境次第で及ぼす影響が全く違ってくる
ということです。
例えば吉数ばかりで構成された名前でも、
生き方によってその吉暗示を生かせず、不幸な人生を歩む可能性も十分にあり得るということですね!
そしてまた、その逆も然りです。
本人にとって良い画数を持つことに越したことはありませんが、
僕の行う姓名判断では、生年月日と姓名から導き出す『本人の適性』をうまく生かして
本当の開運を目指します。